アジア最大のIT見本市「COMPUTEX TAIPEI 2008」に出展
2008年6月3日
NTTエレクトロニクス株式会社は、2008年6月3日から7日にかけて台湾で開催されるアジア最大のIT見本市「COMPUTEX TAIPEI 2008(リンク先は情報が更新されている場合があります)」(台北国際情報技術産業見本市)に出展します。世界の放送市場で実績のある当社の優れた映像圧縮技術を生かした、民生用から業務用まで幅広い用途に対応するデジタル映像機器を紹介します。COMPUTEXにご来場の際はぜひNTTエレクトロニクスブースにお立ち寄り下さい。ブースNo.は、南港展示会場4階のM128です(2008年3月にオープンした南港展示会場が、COMPUTEXのメイン会場として今年から新たに加わりました)。
また、同展示会にて開催されるセミナー「Computex Taipei Forum NGN 2008」にて、ブロードバンド時代に向けてのハイビジョン映像の動向と、映像圧縮の必要性を解説した内容で、「Compression technology immerses NGN consumer in HD」と題した講演を行います。
- 場所:
- 台北世界貿易センター(TWTC Exhibition Hall)ホール1、2階、Room 3、4、5
- 日時:
- 2008年6月4日午後1時より。
- 参加費:
- 無料。事前登録が必要ですが、講演当日でも登録可能です。
出展品目および、会場内でのNTTエレクトロニクスブース場所情報は以下のとおりです。
1. フルHDTV対応 MPEG-2 映像圧縮LSI・モジュール
超低遅延フルHDTV MPEG-2 エンコーダLSI「MACHENC」、デコーダLSI「MACHDEC」
洗練されたアルゴリズムでHDTV映像のエンコード、デコードを可能とするMPEG-2シングルチップLSIです。独自のアーキテクチャで高画質、超低遅延を実現しました。映像圧縮による遅延時間は、わずか20msec以下と、限りなく遅延ゼロの世界を実現しています。高画質と低遅延伝送の両立が求められるライブ映像の伝送、掛け合い、監視カメラ、無線対応家庭用映像機器などに最適で、放送から民生用途まで幅広く対応します。
超低遅延フルHDTV MPEG-2 エンコーダモジュール「MACHENCモジュール」、デコーダモジュール「MACHDECモジュール」
超低遅延フルHDTV MPEG-2 エンコーダLSI「MACHENC」、およびデコーダLSI「MACHDEC」を中心に、それぞれ周辺デバイス、高速メモリーを搭載したモジュールです。
その他の出展製品
- フルHDTV MPEG-2 シングルチップA/VエンコーダLSI「LibraENC」
- 超コンパクト フルHDTV MPEG-2 エンコーダ/デコーダモジュール「HDモジュール」
- フルHDTV MPEG-2 シングルチップA/VコーデックLSI「SuperENC V」
- 超コンパクトSDTV MPEG-2エンコーダモジュール「SDモジュール」
2. 民生用AVC/H.264 映像圧縮LSI
PC向け PCI-Express対応 AVC/H.264 ビデオコーデックLSI「PINEA」
3. トランスコードLSI
MPEG-2 to AVC/H.264シングルチップトランスコーダLSI「Matiz」
MPEG-2フォーマットのHD及びSDコンテンツをAVC/H.264へ変換し、少ないデータサイズで蓄積・送信することを可能にする、世界初のシングルチップトランスコーダLSIです。
4. 業務用ハイエンドAVC/H.264 ソリューション
AVC/H.264エンコーダLSI「SARAENC」、デコーダLSI「SARADEC」
放送市場で高い実績を誇るVASA LSIの高画質を継承した新開発の4:2:2対応AVC/H.264 & MPEG-2対応エンコーダLSI、デコーダLSIです。
AVC/H.264エンコーダモジュール「SC50KE」、デコーダモジュール「SC50KD」
SARAENC LSI、SARADEC LSI、高速メモリー、周辺デバイスを搭載し、HDTV AVC/H.264とMPEG-2に対応したモジュールです。シンプルな機器構成においてプロ画質を実現可能で、SNG、FPUなどの放送用機器に最適です。