高画質な映像を低価格で伝送可能なIPネットワーク対応
AVC/H.264 HDTV エンコーダ/デコーダ「RU7000シリーズ」発売のお知らせ
2008年10月28日
画像圧縮技術のリーディングカンパニーであるNTTエレクトロニクス株式会社(以下NTTエレクトロニクス)は、AVC/H.264 HDTV対応エンコーダ/デコーダ「RU7000シリーズ」を2008年10月末より発売致します。
2011年の地上波デジタル完全移行に向けて、放送業界では高品質な映像のリアルタイム伝送が求められています。それに伴い、従来主流だった衛星回線に比べ、より低価格なブロードバンドネットワークを利用した映像中継に高い関心が寄せられています。NTTエレクトロニクスは、これらのニーズにお応えするため、高画質な映像を低価格で伝送可能なIPネットワーク対応AVC/H.264 HDTVエンコーダ/デコーダ「RU7000シリーズ」を発売致します。
本「RU7000シリーズ」は、AVC/H.264の映像圧縮技術を採用しており、従来のMPEG-2と比べ約2倍の圧縮率を実現しながら、高画質な映像を保持したままリアルタイムにIP配信することができます。そのため、使用回線コストを大幅に低減することが可能となり、低価格なランニングコストで映像を伝送できます。また、誤り訂正機能(FEC)やPPPoE機能を搭載しており、一般的なFTTH回線でも高品質な映像伝送が可能です。
本「RU7000シリーズ」は、現場の状況をリアルタイムに高画質でIP伝送するため、即時性が求められるお天気カメラや情報カメラなどの定点カメラや、スタジアムやイベント会場などからのイベント中継に最適です。また、カメラやセンサーなどの遠隔機器制御対応RS-232C/RS-422パススルー機能を搭載するなど、監視ソリューションにも最適です。
製品の主な特徴
- FTTH回線に最適な機能を搭載
- 誤り訂正機能(FEC)
- PPPoE機能
- 送信ストリームのシェーピング機能に対応
- ユニキャスト/マルチキャストをサポート
- 遠隔機器制御のためのRS-232C/RS-422パススルー機能を搭載
- Web GUI対応
- DC12V対応(ACアダプタ付属)
- IPv4およびIPv6に対応
IPネットワーク対応AVC/H.264 HDTVエンコーダ「RU7000-E」
発売予定時期
2008年10月末発売開始
目標年間販売台数
500セット