中国最大の放送機器展「BIRTV 2009」に出展
2009年8月18日
NTTエレクトロニクス株式会社は2009年8月26日から29日までの4日間、北京で開催される中国最大の国際放送機器展「BIRTV 2009」(Beijing International Radio,TV & Film Equipment Exhibition)に出展します。
BIRTV 2009にご来場の際はぜひNTTエレクトロニクスブースへお立ち寄り下さい。ブースNo.は8B23(ホール8)です。出展品目は以下のとおりです。展示会情報およびNTTエレクトロニクスブースの場所情報は、出展品目の説明の後ろに掲載しています。
リアルタイムコーデックソリューション
[動態展示]プロフェッショナル4:2:2 IRD 「HVD6100」
「HVD6100」は、AVC/H.264 クロマ4:2:2 HDTV対応デコーダ機能とDVB-S2 対応デモジュレータ機能を世界で初めて一体化したIRD(Integrated Receiver Decoder)です。デコーダ機能として、AVC/H.264とMPEG-2、クロマ4:2:2/4:2:0、HDTV/SDTVとマルチフォーマットに対応。さらに、HDTVからSDTVへの高画質なダウンコンバートなど多様な機能を実装しております。また、デモジュレータ機能として、高性能な衛星素材伝送用DVB-S2やDVB-DSNG、DVB-Sに対応しております。
今回のBIRTVでは、HVE9100(AVC/H.264 エンコーダ)とHVD6100(IRD)を組み合わせて、HD映像伝送を高画質かつ低遅延で行う使用例の動態展示を実施します。HVE9100でエンコード後HVD6100でデコードされた画像と原画像(非圧縮)を、モニタを2台並べて比較できるようにします。原画像との比較により、画質や遅延を細かくチェックしていただくことが可能です。
[動態展示]AVC/H.264 HDTV/SDTV エンコーダ/デコーダ 「HV9100シリーズ」
世界初のハイ4:2:2プロファイル対応(8bit)、超高画質AVC/H.264 HDTV/SDTVリアルタイムエンコーダ/デコーダです。MPEG-2フォーマットにも対応(オプション)しており、現在運用しているMPEG-2フォーマットから、将来的なAVC/H.264フォーマットへの移行がスムーズに行えます。
今回のBIRTVでは、上記のHVD6100との組み合わせによる動態展示のほかに、HVE9100(エンコーダ)とHVD9100(デコーダ)の組み合わせによるSD映像伝送の動態展示を行います。この展示では、SD映像を高画質に低レートで伝送可能な点をチェックしていただくことが可能です。
映像デバイス製品
[動態展示]PC向けPCI-Express対応AVC/H.264ビデオコーデックLSI「PINEA」
PCI-Expressインタフェースを有し、PCの負荷を軽減しながらシングルチップで高画質な映像圧縮および再生が可能なビデオコーデックLSIです。次世代映像圧縮技術AVC/H.264に準拠し、MPEG-2の半分以下のデータサイズあるいはビットレートで高画質を実現します。
今回のBIRTVでは、PCに接続したUSBカメラで撮影した映像を、PINEAでリアルタイムにH.264エンコードした映像をご覧になれます。PCI-Expressインタフェースを有するPINEAは、PCなどの機器で使用するのが容易な点をチェックしていただくことが可能です。
MPEG-2 to AVC/H.264シングルチップトランスコーダLSI「Matiz」
MPEG-2フォーマットのHDおよびSDコンテンツをH.264/AVCフォーマットに変換する、世界初のシングルチップトランスコーダLSIです。
今回のBIRTVでは、Matizを使ったトランスコード後の映像をご覧になれます。
フルHDTV MPEG-2 エンコーダ/デコーダモジュール 「LibraENCモジュール」
超コンパクトMPEG-2 SDTV エンコーダモジュール 「SDモジュール」
光ファイバ製品
曲げフリーコード
従来の一般的な光ファイバコードと違い、専門知識や技能を必要とせず、銅線と同じ感覚で誰でも扱える光ファイバコードです。最小曲げ半径が2.5mmと小さく、光伝送装置や収納スペースの小型化に最適です。空孔構造を応用した最先端の光ファイバを応用することによって、単一モード光ファイバと同等の光学性能を持ちます。また、光コネクタ(SC、LCなど)を両端に取り付け可能です。