NTTエレクトロニクス コーデック製品 北京五輪採用事例
第3回(最終回):車載カメラHD映像伝送で迫力の生中継に貢献
2009年2月27日

小型軽量なコーデック装置、車載HD中継で採用

マラソンや競歩、ロードレースなど、長距離を移動する競技の中継で活躍するのが車載カメラです。車両やバイク、ヘリコプターに搭載されたカメラによって、臨場感あふれる競技映像が視聴者に届けられます。

車載カメラで撮影した映像を伝送するのに使われるエンコーダ/デコーダ装置は、画質の良さや信頼性の高さはもちろん、搭載するスペースが限られるため、サイズの小ささが求められます。

NTTエレクトロニクスのMPEG-2 HDTV/SDTV対応エンコーダ/デコーダ「H5000シリーズ」は、1U・19インチハーフラックサイズ(幅210mm×奥行500mm×高さ44mm)で質量約3kgと持ち運びが容易な上、車両やバイクのバッテリーで給電できるDC12V駆動という特長を備えています。

車載用のコーデック装置として評価の高いH5000シリーズは、今回のオリンピックだけでなく、ツール・ド・フランスなど世界的なスポーツイベントでの車載HD中継でも採用されています。

北京五輪のマラソン競技で、選手と併走しながら撮影を行う中継用バイクの様子北京五輪のマラソン競技で選手と併走する中継用バイク。車載カメラによる映像を伝送する車載コーデック装置として、NTTエレクトロニクスのコーデック製品が使われました。

BOB注1による北京五輪生中継でのNTTエレクトロニクスコーデック製品の採用事例

図「NTTエレクトロニクスのMPEG-2 HDTV/SDTV対応のエンコーダ/デコーダ『H5000シリーズ』は、小型軽量な特長を生かして車両やバイク、ヘリコプターに搭載され、マラソン、競歩、ロードレース、開会式、閉会式の映像をIBC(国際放送センター)へ伝送するのに使われました」

車両やバイク、ヘリコプターに搭載されたMPEG-2 HDTV/SDTV対応エンコーダ/デコーダ「H5000シリーズ」は、北京五輪のマラソン、競歩、ロードレース、開会式、閉会式の生中継で使用され、臨場感あふれる映像を世界中の視聴者へ届けるのに貢献しました。


用語の説明

注1
BOB
Beijing Olympic Broadcasting Co. Ltd.の略。選手の競技の様子などをカメラに収め、北京五輪の国際映像を制作する部門です。(本文へ戻る

デジタル映像システム製品に関するお問い合わせ

営業本部 映像コンポーネント営業部
お問い合わせフォームを新しいウィンドウで開きますお問い合わせフォーム

ニュース

ページの先頭へ