国内最大の放送機器展「Inter BEE 2017」に出展
2017年11月8日
NTTエレクトロニクス株式会社は、2017年11月15日(水)~17日(金)にかけて幕張メッセで開催される国内最大の放送機器展「Inter BEE 2017(リンク先は情報が更新されている場合があります)」に、NTTグループブースとして、日本電信電話株式会社、NTTテクノクロス株式会社と共に出展します。
出展製品の紹介
NTTエレクトロニクスの出展製品
H.265/HEVC エンコーダ/デコーダ
4K低遅延、マルチチャンネル
HC10000/HC11000シリーズは自社開発ASICを搭載し、クロマ4:2:2 10bit HEVC マルチチャンネルと4K HDRに対応するリアルタイムエンコーダ/デコーダです。ブロードキャストクオリティの高画質映像を低レート、低遅延、低電力で伝送します。HC10000/HC11000シリーズはSDからHD、4K 60pまで、多様な映像フォーマットに対応しています。
HC10000/HC11000シリーズはオリンピックやワールドカップなど世界のメージャースポーツイベントでお使いいただける高い安定性が特長で、プレミアムスポーツコンテンツの伝送に適した製品です。HEVC技術により高い映像の品質を保ちながら使用帯域の削減と運用コスト削減を実現し、マルチチャンネルを使用することでチャンネル単価をさらに引き下げます。
展示会場では、2Kマルチチャンネルまたは4Kにリアルタイムでエンコード、デコードした映像と原画像をそれぞれモニタに出力することで、画質や遅延をご確認いただけます。
製品情報
日本電信電話の出展製品
リアルタイム4K 120p + HDR HEVCエンコーダ
4K 120p + HDR映像のHEVCリアルタイムエンコードが可能な装置を展示します。世界初の4K 120p + HDR拡張対応HEVCエンコーダを4台並列で協調動作させることで高品質な4K 120p + HDR符号化を実現し、高フレームレート、高ダイナミックレンジのコンテンツをリアルなまま伝送・配信することができます。
本展示では、4K 120p+HDR映像をリアルタイムに符号化した映像を復号展示します。
NTTテクノクロス & NTTエレクトロニクスの出展製品
リアルタイム XAVC to HEVC ソリューション
4K映像素材のデファクト・スタンダードXAVCから4K/8K時代の映像配信で中核を担うHEVC(HDR10)へのリアルタイムな映像変換ソリューションです。
NTTテクノクロスのソフトウェアベース映像処理サーバ viaPlatz 4K/8KとNTTエレクトロニクスの4K Ingest Encoderからなる超高速・高品質の映像変換ソリューションを提供します。
展示会場ではviaPlatz 4K/8Kに格納されたXAVCファイルをリアルタイムでHEVCファイルに変換します。変換したHEVCファイルはSDIモニタで視聴可能です。(参考出展)
製品情報
NTTテクノクロスの出展製品
多機能ビデオプロダクションハブ「viaPlatz 4K/8K」
ビデオストリーム監視システム「viaPlatz Stream Monitor」
高画質・高圧縮ファイルトランスコード「RealFeel FileConvert 4K」
汎用ハードウェアを利用したviaPlatz 4K/8Kは、4K60pの映像を完全ロスレスで蓄積送出が可能。またトランスコード、フォーマット変換、プロジェクトコミュニケーション、HDR対応のカラーグレーディング等の様々な機能を提供し、変化し続けるワークフローの中で根幹をなすハブシステムとなります。
viaPlatz Stream Monitorはネットワーク上のパケットからリアルタイムに映像ストリームを特定し、それぞれのストリームに対する品質、状態チェックを行うビデオストリーム監視システムです。
ファイルトランスコードアプリケーションRealFeel FileConvert4Kは、最新のエンコード技術を用いて映像ファイルを高画質・高圧縮に変換するソフトウェアです。
Inter BEE 2017展示会場では「viaPlatz 4K/8K」「viaPlatz Stream Monitor」「RealFeel FileConvert4K」の実演デモを行います。