簡単にアクセスネットワークの高速化が可能な
[プラスレピータAccess 100Gカード]を新発売
2021年6月2日

NTTエレクトロニクス株式会社(代表取締役社長:佐藤 良明、本社:神奈川県横浜市神奈川区、以下NTTエレクトロニクス)は、アクセスネットワークをターゲットに絞り込むことで、「導入しやすい価格」「必要な機能」「柔軟性のあるシステム構成に対応」を実現する100GbEメディアコンバータ[プラスレピータAccess 100Gカード] と [100GbE 対応QSFP28 トランシーバ]を6月から新発売いたします。

昨年から猛威を振るっている新型コロナの影響により、新しい生活様式の普及などでインターネットを活用したオンライン授業やオンライン会議、巣籠もり需要などによる高画質映像配信サービスなどの急速な普及により、より大容量で高速なネットワークが求められるようになりました。

今回新発売いたしました [プラスレピータAccess 100Gカード] は、NTTエレクトロニクスで従来から販売させていただいておりました [プラスレピータAccess シャーシ シリーズ] をそのままご使用いただきながら、ユーザー様が100Gbpsのネットワークを追加可能にする非常に柔軟性のある、機器設計をコンセプトに開発いたしました。
接続ターゲットは、アクセスネットワークで必要な20km~40kmと想定し、光モジュールに100GbE 対応QSFP28 トランシーバを採用することでアクセスネットワークでは必要充分な機能とコストパフォーマンスに優れた機器となっています。

ご使用方法は、非常に簡単となっており、既に発売しております[プラスレピータAccess シャーシ シリーズ] に [100Gカード] [光増幅器カード] [QSFP28トランシーバ]などを組み合わせて構成していくだけです。

構成例① アクセスネットワークに必要な機能を実装し、100G回線を安価に導入しやすさを実現

3つのシャーシと用途に合わせたQSF28トランシーバを選択することで、最大10枚搭載可能な集合シャーシ、超小型100Gメディコン、3R中継装置など幅広くご利用いただけます。

100G回線の概要図

構成例② 光ファイバ1芯伝送を実現

PAM4変調QSFP28トランシーバを使用することで、100GHz間隔のDWDM伝送に対応し光ファイバ1芯伝送を実現しました。これにより、既存システムをファイバ1芯で構成しているネットワークでも100G回線の追加が可能です。

光ファイバ1芯伝送の概要図

このように組み合わせて、光ファイバ1芯を使用したDWDM伝送も簡単に構築が可能となります。

製品写真「トランシーバ」100GbE 対応QSFP28 トランシーバ
製品写真「100Gカード」プラスレピータAccess 100Gカード
製品写真「シャーシ シリーズ」プラスレピータAccess シャーシ シリーズ

なお新発売記念として6月3日から7月31日までの期間限定で、特別価格による導入キャンペーンを弊社オンラインブースで実施しております。

用語解説

QSFP28規格
100GbEネットワークでの短距離伝送用に設計されたホットプラグ可能な規格で、4つの送信チャネルと4つの受信チャネルを統合し、各チャネルが28Gbpsのデータレートを伝送できます。

DWDM伝送
一本の光ファイバに波長の異なる複数の光信号を重ねて伝送することで、複数の回線を束ねたのと同じように利用するWDM伝送技術の一種で、より波長密度の高い通信をすることができます。

本件に関するお問い合わせ先

NTTエレクトロニクス株式会社

[製品関連のお問合せ]
営業推進部 国内営業部 第三部門 石井

[本ニュースリリースのお問合せ]
営業推進部 広報宣伝担当 関谷

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