PLC型エタロン
光通信用の波長可変レーザモジュールを主な用途とする光学フィルターであり、非常に高い波長安定度を有した波長ロッカーとなります。
特徴
波長1.5μm帯で動作するファイバピグテイル型エタロンモジュールです。
光軸調整の手間なく、レーザ光源のファイバ出力をSCコネクタに接続するだけで、透過型エタロン信号を得ることができます。エタロンは弊社オリジナルのPLC(平面型光波回路)を用いて設計されており、FSR=4.5GHz、FWHM=100~300MHzのスペクトルを得ることができます。エタロン特性につきましてはカスタム対応いたしますので、お気軽にご相談ください。
モジュールにはエタロンが4回路集積されており、独立に同時動作させることが可能です。熱伝導性に優れたPLC基板を用いていますので熱応答が早く、お客様ご用意の温度コントローラを用いて短時間に高安定な波長ロック動作を実現します。
適用構成例
仕様
光学仕様
波長体 | 1.55μm帯 |
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FSR | 4.5GHz |
FWHM | 100MHz~300MHz |
透過損失 | <5dB(目標値) @1.55μm帯 |
機械仕様
モジュールサイズ | 80mm × 60mm × 13mm (突起部含まず) |
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温度調節デバイス | ベルチェ素子 |
測温素子 | サーミスタ |
入出力ファイバ | 偏波保持型シングルモードファイバ |
光コネクタ | SC/PC |
測定結果
ポート | 透過率 [%] ※1 目標: >31.6% |
FSR [GHz] 4.5 GHz |
FWHM [MHz] ※2 100 MHz ~ 300 MHz |
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1 → 8 | 27.3 | 4.44 | 394.7 |
2 → 7 | 27.5 | 4.44 | 393.0 |
3 → 6 | 26.7 | 4.44 | 382.0 |
4 → 5 | 26.4 | 4.44 | 380.4 |