MoIP（4K/8K非圧縮映像伝送）対応光パケットスイッチポンダ

製品写真「MediaRouterX」

スタジアム・スタジオ間など長距離を接続

長距離・高速・大容量伝送可能な400G ZR/ZR+対応光パケットトランスポンダと、L2/L3機能を一体化。さらに、IP化が進む放送映像機器で使用されているPTP Grandmaster機能も、筐体一つで提供します。

主な特長

省スペース・高収容
光パケットトランスポンダ、L2/L3ルーティング機能に加え、PTP対応スイッチに搭載されるTC（Transparent Clock）、BC（Boundary Clock）機能はもちろん、GNSSレシーバ搭載により、PTP Grandmaster Clock 機能も、1筐体で提供。
長距離、大容量の光通信
光デジタルコヒーレント技術を採用した高性能QSFP-DD光通信モジュール（400G ZR/ZR+）を使用することで、非圧縮映像等の高速・大容量データの長距離伝送を実現。Optical Open Line System（OOLS）等のDWDMとの組み合わせで、さらなる帯域増強が可能。
L2/L3ルーティング機能
筐体にBroadcom Qumran2a チップセットを利用したホワイトボックス型セルサイトルータを採用しており、商用版ネットワークOSと組合わせて、L2/L3ルーティング機能を提供。OIFやOpenZR+ MSA等標準化技術の採用により、IPレイヤとOpticalレイヤを統合した経済的な400G IP over DWDM を実現。
各種機能
PTP機能は、IEEE1588v2に加え、SMPTE ST 2059-2 プロファイルに対応。

アプリケーション

スタジアム等で開催されるイベント会場にMediaRouterX V2を持ち込み、SMPTE ST 2110対応のカメラ等の機器を接続。GNSSアンテナを接続して、SMPTE ST 2059-2プロファイルのPTP同期信号を生成して分配し、複数台のカメラを同期。スタジアムと遠隔の放送局のスタジオとを400G ZR/ZR+で直結して、リモート制作を実現。

MediaRouterX V2の接続事例の概要図

外観

正面パネル

MediaRouterXの正面パネル写真

電源モジュール 1+1
GNSS アンテナ入力
マネージメントポート
コンソールポート

QSFP-DD x 2
QSFP28 x 2
SFP28 x 24

背面パネル

MediaRouterXの背面パネル写真

FAN モジュール x 4+1

9. 400G-ZR/ZR+

10. Pluggable EDFA

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仕様

筐体（ホワイトボックス型光パケットスイッチポンダ）

スイッチング容量	800Gbps
インタフェース	QSFP-DD 100G/400GbE（23W）ポート×2, QSFP28 40G/100GbE（5W）ポート×2,SFP28 10G/25GbE ポート（2W）×24、その他（GNSS アンテナIN×1）
管理インタフェース	マネージメントポート：10/100/1000BASE-T（RJ-45）×1、コンソールポート：（RJ-45）×1
外形寸法	1RU　W：440 × D：302 × H：44（mm）以下（突起物含まず）
質量	11kg 以下
電源電圧	AC100 ～ 240VAC、50/60Hz（二重化電源）
消費電力	400W 以下
使用環境	0 ～ 40℃、30 ～ 80％（結露なきこと）
適合規格	RoHS、VCCI、CE、FCC、BSMI、CB、L VD、UL/cUL

ネットワークOS

種類	MediaRouterX V2	MediaRouterX D2
L2機能	〇（VLAN、STP、IGMP snooping、ERPS、etc）	〇（VLAN、STP、etc）
L3機能	〇（ARP、BGP、OSPF、IGMP、PIM、etc）	－（サポート対象外）
PTP機能	〇 IEEE 1588-2008 AnnexJ、SMPTE ST 2059-2	－（サポート対象外）