電子証明書の必要性

インターネットには、「盗聴」、「改ざん」、「なりすまし」などの危険がいっぱい潜んでいます。

  • 盗聴
    ネット上に流れる通信中のデータやネットに繋がれたコンピュータのデータを不正な手段を用いて盗むこと
  • 改ざん
    電子データの内容を、権限のない者が勝手に書き換えること
  • なりすまし
    盗んだID・パスワード(PW)を利用し、その人のふりをしてネット上で不正に行為をすること

高度な暗号技術に基づいて作られている電子証明書を使用することで、これらの危険を防ぐことができます。

  • 「盗聴」を防止
    電子証明書を使用して、ネット上に流すデータを暗号化した鍵を配送します。
    ⇒ 暗号化
  • 「改ざん」を見抜く
    電子証明書に対応する鍵を使用して、データに電子署名を行い、データの改ざんを検出します。
    ⇒ 電子署名
  • 「なりすまし」を防止
    信頼できる認証局(CA)が発行する電子証明書を使用して、本人確認を行います。
    ⇒ 電子証明書

認証局(CA)とは? ≫

電子証明書の位置づけ

電子証明書の位置づけイメージ

ID・PWだけでは、悪意を持った第三者によるなりすましを防止することはできません(ID・PWは盗まれる可能性があります)。

なりすましを防止するには、

  • 電子証明書(Certificate)
  • ワンタイムパスワード
  • 生体認証(Biometrix)

等が必要です。

さらに、改ざんを見抜くためには、電子署名と連携する電子証明書が必要です(ワンタイムPW、生体認証には電子署名と連携する機能はありません)。

スマートフォンセキュリティの強化のためには電子証明書の活用が特に重要になってきています。

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