電子証明書について
電子証明書は、X.509という国際規格に準拠して作られています。
公開鍵暗号方式を使う際に公開鍵のみ配布すると、受け取った人が正しいものであるか確認できないため、電子証明書が使われます。
X.509準拠の電子証明書の内容
発行者 = CA ※ (認証局)です。
特長①
電子証明書の発行者(CA)の署名(CAの秘密鍵で署名)がなされているので、偽造することはほぼ不可能です。
特長②
誰から誰に対して発行されたか確認できます。
電子証明書の発行者(CA)と所有者がわかるので、信頼できる機関や自分が勤務している会社などが発行者(CA)であれば所有者を信頼できます。
特長①、②より、なりすましを防ぐことができます。相手の確認ができるため、相手認証に使うことができます。
※CA:Certificate Authority